個性的なカフェをオープンしたい? ■飲食店営業許可・その1
はい、こんにちは、つじもと行政書士事務所の辻󠄀本です。行政書士サービスを和歌山の隅々まで広めたいと思っています。ブログでご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。
今回から数回で、行政書士サービスでお問合せの多い、カフェなどの「飲食店の営業許可」について、取得の流れや申請の方法について解説します。コンセプトカフェなどの個性的な飲食店をオープンしたいと思っている方は、SNSがコミュニティの中心になった時代、実はとても多いんです。
暮らしの中にカフェという空間を楽しむライフスタイルを選択される方が増えています。
エスプレッソの香り漂う空間でゆっくり本を読んでくつろげるBOOKカフェをオープンする夢を実現しますとか、子供たちに絵本を読み聞かせるカフェだ、、保護ネコを譲渡するための猫カフェ、自宅を改装して趣味の釣り仲間がワイワイ楽しく集まるカフェ、YouTubeを配信できるライブカフェ、リモートワークが中心になり都会で働く必要がなくなったので和歌山にもどって副業で古民家カフェをオープンするんですなど、暮らしや仕事の中にカフェという空間を楽しむライフスタイルを選択される方が増えています。
いろんな個性的なコンセプトカフェが続々オープンしています。
イラストレーター・WEBデザイナーなどフリーランスのクリエイターが空き家を改装してアートのある個性的な古民家カフェをオープンしているのが話題になったりもしていますね。心も体もきれいになるヨガができるオーガニックカフェ、無農薬農家の切り口がきれいなベジタブルサンドイッチカフェ、ハワイマニアのパンケーキカフェ、自作自慢のあんこがおいしい甘味カフェ、ネイティブ学生が集まる英会話カフェ、役者のたまごが集まるシネマカフェ、将棋カフェ、文具カフェ、古着カフェ、ものづくりカフェ、ボクササイズカフェ、編み物カフェ、猫カフェ、フクローカフェ、お寺カフェ、資格カフェ、スタートアップカフェとか・・・いろんな個性的なコンセプトカフェが続々オープンしています。
コンセプトカフェをオープンするためには?
個性的なコンセプトカフェをオープンするためには、それぞれの内容によって官公署に許認可等の申請が必要になります。例えば猫カフェをオープンするためには、「動物取引責任者・第一種動物取扱業登録」と「食品衛生責任者・飲食店営業許可」の手続きが必要になります。そしてその手続きで、営業許可を得るためには、法律・条令などの「責任者基準や施設・設備基準」に適合している必要がありますので、計画段階で基準を知り対応しておかないと工事や設備設置が終わった後で変更等が発生して、営業開始が延期になったり、費用負担が重なる可能性があります。個性的ばコンセプトカフェをオープンしたいと思い立ったら、行政手続きのスペシャリストの行政書士に相談してみましょう!
では、次回からは、カフェなど飲食店に共通する「飲食店営業許可」の許可基準についてご紹介します。■飲食店営業許可・その2